金沢星稜大学 梁ゼミナールとの産学連携がスタート
いしかわ共創インターンシップ 第1回
2026年9月25日

2026年9月25日、金沢星稜大学(金沢市)を訪問し、経済学部 梁庭昌准教授のゼミナールの皆さんとの取り組みがスタートしました。
これは、金沢星稜大学と石川県中小企業家同友会が実施する「いしかわ共創インターンシップ」の一環です。学生が企業で就業体験を行う一般的なインターンシップとは異なり、企業が実際に抱える課題に学生が半年かけて向き合い、解決策を提案するプログラムです。当社は今回が初めての参加となります。

金沢星稜大学 梁准教授(左)と当社代表 平本
■ 学生の皆さんにお願いした課題
当日は当社から4名が伺い、代表取締役の平本浩一より事業内容をご説明したうえで、今回の課題をお伝えしました。

事業内容と今回の課題を説明する平本
当社は、工場・倉庫・店舗などの屋根や壁に遮熱材「サーモバリア」を施工し、建物内の熱環境を改善する工事を行っています。職場の暑さ対策が企業に求められるなか、空調コストの削減と働く環境の改善の双方に貢献できる技術です。
一方で、この素材の使われ方は、まだ建築の現場に大きく偏っています。そこで学生の皆さんにお願いしたのが、「日常生活のなかで、この素材が役に立つ場面を見つけてほしい」という課題です。社内で考え続けていると、どうしても発想が従来の用途の延長になります。生活者として日々を過ごしている学生の皆さんの目に何が見えるのか、そこに期待しています。
■ 遮熱のしくみを、実験で体験していただきました

遮熱のしくみを解説する営業部門の古林
熱の伝わり方には、触れたものを伝う「伝導熱」、空気や液体の流れで伝わる「対流熱」、赤外線などで届く「輻射熱」の3種類があります。私たちが暑さとして感じるものの約75%は輻射熱で、アルミ純度99%のシートはこれを反射することで熱の侵入を抑えます。熱の伝わりを遅らせる断熱材に対し、熱そのものを跳ね返すという点が大きく異なります。

サーモグラフィで見た屋根の熱
説明のあとは、実際に手を動かしていただきました。遮熱材を施工した屋根材と未施工の屋根材に同じ条件で熱を当て、学生の皆さんご自身に温度計で測っていただく実験です。数値の差をその場で確かめていただくことで、カタログの数字としてではない形で性能を知っていただけたのではないかと思います。


施工した屋根材と未施工の屋根材を比べる実験装置
■ 3つのチームで、これから半年間
最後に、学生の皆さんは3つのチームに分かれ、さっそく意見交換を始めていました。当社の社員も各チームを回り、ご質問にお答えしながら一緒に考える時間となりました。



チームごとの意見交換の様子
今後は各チームで用途のアイデアを絞り込み、実際に試す実証実験まで進めていただく予定です。その様子は動画にまとめ、当社のSNSでも発信してまいります。







