
どんな仕事をしてますか?
まずひとつは営業活動。新規顧客の開拓や既存顧客のフォローアップ、現場の進行状況の確認といった、施工会社でよく行われるような業務を行なっています。
案件をいただいた後は、図面を参照しながらの見積もり作成。それからお客様と現場のスケジュールを調整して、最終的には施工が完了するまで管理しています。肩書きは営業ですけど、実際には現場監督っぽいこともしているので、総合職のような感じですね。ほかにも会社のホームページに載せる文章を作成したり、広報的な役割も担当しています。
現場と営業を両立させるのは簡単ではないですが、将来的には自分で事業をやりたい思いがあるので、現場で学べる専門的な知識や、実践的な営業スキルが養える環境が整っているのがありがたいです。実際、現場で得た経験は営業にも役立っているし、早い段階で業務の流れを理解できるようになりました。

「伸栄工業」を選んだ理由は?
高校卒業後は、自転車のレーサーとしてヨーロッパで活動していました。ところがコロナ禍の影響ですぐ帰国しなければいけなくなり、帰国したもののケガやなどの様々な理由から選手を引退。その後親から紹介されたのが『伸栄工業』でした。
もともと就職先に強いこだわりはなくて、安定した業種で働きやすい環境があればいいと考えていました。でも、断熱施工について詳しく話を聞くうちに、「この業界はこれからもっと必要とされる」と感じるようになって…。温暖化が進んでいる今の時代、断熱技術のニーズは日に日に高まっていくはずだし、せっかくなら「誰かの役に立てる仕事をしたい」と思ったんです。
もうひとつ大きかったのが会社の雰囲気。初めて会社を見学したときに、人間関係がとても良さそうに見えて、「ここなら働きやすそうだな」と感じました。正直、今までの経験だと現場の職人さんって怖いイメージしかなくて。でも、この会社の職人さんって本当に優しい人が多いんですよね。社長と接したときもすごく熱心に話を聞いてくれて、「社員のことを第一に考えてくれそう」と感じたことも決め手になりました。
どんなときにやりがいを感じますか?
自分がやったことのない業務にチャレンジして、それをトラブルなく無事に完了させたときが一番やりがいを感じます。とくに現場で作業をしているときに、職人さんと一緒に問題を解決したり、スムーズに進められたりするとうれしくなりますね。
これまでの仕事で印象に残っているのは鳥害対策の案件。鳥害対策は、目に見えて困っている人たちの問題をいろいろな手法を用いて解決する仕事なので、お客さんから「本当に助かった!」といった感謝の言葉を直接聞くことができるんです。

この会社の良いところを教えて!
営業と職人がお互いにリスペクトし合っている所ですね。「営業は職人がいなければ成り立たない」「職人は営業がいなければ仕事がない」ということを、社員全員がしっかりと理解していて、会社全体が一つのチームとしてまとまっている感覚があります。
それができるのも、全員が自分の役割を把握して、考えながら行動しているから。こういった主体的に動く姿勢が、効率的にクオリティの高い仕事を生み出すだけでなく、休みの取りやすさやワークライフバランスにもつながっているのではないかと感じています。
将来の目標は?
業界的に「閑散期」と呼ばれる時期にも、しっかり仕事を取ってこれる営業マンになりたいと思っています。
将来的には、会社全体をマネジメントできる立場を目指していて、専門的な知識を深めることで、職人さんたちからも信頼されるような存在になりたいです。新しく入ってくる人に対しては、おしゃべり好きな自分のコミュニケーション力を活かしながら、営業スキルや仕事の知識をどんどん伝えていきたいですね。
