伸栄工業株式会社

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「炉」や「機械」の熱が作業環境を壊す前に、遮熱対策で現場を守る。

工場で働く方々にとって、真夏の暑さは決して「外気温」だけが原因ではありません。 実際には、炉や乾燥機、成型機など、高温で稼働し続ける機械そのものが熱源となり、 作業環境を過酷なものにしているケースが多くあります。

その熱、どこから来ていますか?

機械や炉の「輻射熱」が作業者を苦しめる

高温で稼働する設備は、表面温度が100℃を超えることもあり、そこからは常に輻射熱 (赤外線による熱放射)が周囲に放出されています。この輻射熱は空気を伝わるのではなく、 エネルギーとしてダイレクトに人や物へ伝わるため、空調では冷やしきれないのが特徴です。

つまり、冷房を強化するだけでは、暑さの根本原因は解消されません。

高温設備の作業現場
解決策は「熱を遮ること」

このような課題に有効なのが、遮熱材による熱源の遮蔽(しゃへい)です。 なかでも、「サーモバリア」と「フィット工法」を組み合わせた遮熱対策は、 柔軟性・施工性・安全性の面で優れており、工場設備周辺に広く採用が進んでいます。

フィット工法で乾燥炉や機械から出る熱を 大幅にカット

乾燥炉のイメージ
フィット工法とは?

サーモバリアフィット工法は、乾燥炉や機械から放出される熱を効果的に遮断するために開発された特許工法です。 この工法では、両面にアルミ箔を施した不燃シートを使用し、テント状に縫製して熱を放出する機械を囲み、 熱が室内へ放出されるのを防ぎます。これにより、工場内の暑さ対策や機械設備の生産性向上が期待できます。

また、空調器の効率化・省エネにも効果があるため、作業環境の改善や熱中症対策に貢献します。

フィット工法の施工写真
  • ✓ 不燃認定取得シート
  • ✓ 熱に強く厚さ0.2mm
  • ✓ 縫製加工ができシートのつなぎ合わせが可能
  • ✓ 熱対策、省エネ効果が期待できる
サーモバリアフィットのシート

サーモバリアフィット工法は、高温の機械が原因の熱対策と省エネを実現するために開発された特許工法です。 この工法は、両面にアルミ箔を施した不燃シートを使用しています。シートの厚さはわずか0.2mmでありながら、 高い耐熱性を持つため、さまざまな高温機械に対応可能です。

現場に合わせて、最適な遮熱を

伸栄工業では、以下のような現場に対してフィット工法+遮熱材の施工実績があります。

  • ✓ 溶鉱炉や乾燥機など、長時間高温を保つ設備周辺
  • ✓ 成型ラインの周囲に設けた作業者スペース
  • ✓ 熱による機械の誤作動・故障が起きやすいエリア
  • ✓ 空調の効きが悪くなっているピット・地下設備周辺

現地調査を通じて、遮熱対象・施工範囲・空調との相乗効果を含めたご提案が可能です。

使用実例/鉄を溶かすキューポラ(溶解炉)に施工
施工前のキューポラ
温度測定の様子1

キューポラは鉄を溶かす溶鉱炉で溶けだす鉄の温度は1500°C以上になります。 作業者はキューポラの真横に立ち溶け出す鉄を見守ります。 夏は汗が蒸発してしまうほど暑いそうです。

遮熱対策は、伸栄工業にご相談ください

炉や機械からの熱は、働く環境に大きな負担を与えます。 遮熱対策によってその熱をコントロールできれば、作業環境は大きく改善され、 安全性・生産性・空調効率のすべてが向上します。

伸栄工業では、フィット工法とサーモバリアを活用し、熱源ごとの最適な対策をご提案いたします。 現場を止めずに施工できる方法もございますので、 「暑さがつらい」「冷房が効かない」と感じたら、ぜひ一度ご相談ください。