伸栄工業株式会社

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夏-11℃、冬+10℃。光熱費30%削減も実現する本気の遮熱対策とは

「夏になると工場が蒸し風呂みたいになる」

「店舗の冷房が効かず、お客様が暑いと言われてしまう」

「電気代が年々上がり、そろそろ対策が必要かもしれない」

こうした悩みは、実は珍しくありません。原因をたどると、空調の能力不足というより、 屋根から入り込む輻射熱が室内の温度を押し上げているケースが多く見られます。

この輻射熱をしっかり抑えられると、環境は目に見えて変わります。 たとえば、夏場は室温が最大で11℃下がり、冬場は逆に10℃ほど上がって暖かい。 空調の負担が軽くなるぶん、光熱費が約30%下がった例もあります。

その改善のカギになるのが、遮熱材「サーモバリア」です。

工場で悩む作業者
工場や倉庫への影響:気温変化がもたらすリスク

気温の急激な変化は、工場や倉庫の運営に以下のような問題を引き起こします。

1. 設備や建物への影響

断熱性が低い建物では、温度差が大きい環境で結露が発生しやすくなります。 これが金属部品の腐食や設備故障の原因となります。 また、温度の急激な変動が素材の膨張・収縮を引き起こし、構物自体にダメージを与えることもあります。

2. 製品の品質管理への影響

倉庫内で温度管理が適切に行われていない場合、食品や医薬品の品質が損なわれるリスクがあります。 さらに、湿度変化によるカビの発生や、電子機器の誤作動も懸念されます。

3. 作業環境への影響

猛暑の環境下では熱中症のリスクが高まり、寒冷化した環境では低体温症や風邪の発生が増える可能性があります。 従業員の安全と健康を守るためには、快適な作業環境を整えることが重要です。

断熱材「サーモバリア」で夏と冬の温度差対策

暑さ寒さの温度差が激しい気候に対応するために、断熱材「サーモバリア」の活用が非常に有効です。 サーモバリアが輻射熱対策というイメージが強いかと思いますが、実は寒冷対策にも有効である理由を詳しく説明したいと思います。

1. サーモバリアの基本構造

サーモバリアは、アルミ純度99%以上の高品質な遮熱・断熱材です。 その最大の特徴は、輻射熱を97%反射する性能にあります。 夏季には外部からの熱を遮断し、冬季には内部の暖気を保持することで、 季節を問わず快適な室内環境を実現します。

2. 夏季における遮熱効果

サーモバリアは、太陽からの輻射熱を97%反射する性能を持っています。 この性能により、屋根や壁を通じて侵入してくる熱を大幅にカットし、室内の温度上昇を抑えます。 特に工場や倉庫のような広い空間では、冷房負荷を軽減する効果が顕著に現れます。 実際の導入事例では、夏季の室温が最大で11℃低下したケースもあり、 エアコンの使用量を削減して電力コストを大幅に抑えています。

3. 冬季における断熱効果

サーモバリアの効果は夏だけではありません。冬季には以下のようなメカニズムで室温低下を防ぎます。

✓ 内部の暖気を保持

サーモバリアは、熱伝導率が低く断熱効果が高く、室内で発生した暖気が外部に逃げるのを防ぎます。 これにより、暖房器具の効果が最大限に発揮され、室内を効率的に暖かく保つことができます。

✓ 外部からの冷気を遮断

寒冷な外気が建物内部に伝わるのを遮断します。 金属製の屋根や壁は通常、冷気を伝えやすいですが、サーモバリアを施工することでその熱伝導が抑制され、寒さの侵入を防ぎます。

4. 温度変化の緩和

サーモバリアのもう一つの特徴は、外部環境による急激な温度変化を緩和する点です。 特に昼夜の温度差が大きい地域や、冬季に暖房を停止する夜間でも、 建物内部の温度を安定させる効果があります。 この特性により、従業員の作業環境が改善されるだけでなく、設備や保管商品の品質維持にもつながります。

5. 実際の導入事例:冬季での効果

実際の導入事例では、以下のような結果が報告されています。

  • ・作業員からは「寒さによる作業効率の低下が減った」という声が挙がる。
  • ・室内温度が従来より約5〜10℃高く保たれるようになり、暖房負荷を最大30%以上削減したケースも。
  • ・保管商品の凍結や品質劣化のリスクが低減。

6. サーモバリアが提供する両季節でのメリット

サーモバリアは夏と冬の両方で効果を発揮する、年間を通じた快適な温度管理を可能にするソリューションです。

1. 省エネ効果

冷暖房の稼働時間を削減し、電力コストを抑えます。

2. 設備保護

急激な温度変化による結露や凍結、建材の劣化を防ぎます。

3. 作業環境の向上

夏の猛暑と冬の厳寒に対応することで、従業員の快適性を向上させ、生産性の向上に寄与します。

暑さ対策と省エネを同時に実現できる方法の紹介

輻射熱についてもう少し詳しく説明します。輻射熱とは「電磁波」の中で熱に代わる波長の一種で、主に「赤外線」のことを指します。

電磁波の種類の図

電磁波は携帯電話の電波のように物体を通り抜けるので、断熱材では止めることが難しいのです。 赤外線の波長を反射する素材にアルミ箔があります。アルミ箔は金属膜で赤外線を97%反射する性質があるため、 輻射熱を大幅にカットする働きがあります。

このアルミ箔をシート状に加工したものを「遮熱シート」と言います。 遮熱シートは輻射熱を効率よく反射するアルミ箔の働きにより建物内の熱対流を抑えることに優れています。

遮熱シートを屋根や外壁に取り付けることで、太陽の輻射熱を反射し、屋根や外壁の温度上昇を抑え、 建物内への輻射熱の放射を大幅に減少させることができます。 輻射熱が無ければ体感温度も下がり、室温の上昇も抑えることができるので、 エアコンの使用量も削減できます。

工場の暑さ・寒さ対策には遮熱シート「サーモバリア」!

工場の暑さ対策として、遮熱シート「サーモバリア」の施工を検討してみてはいかがでしょうか。

サーモバリアは純度99%以上のアルミ箔を使用した遮熱シートで、輻射熱を97%カットする極めて高い性能を誇ります。

それとは逆に、冬場には機械から発生する熱を内側に反射させ、建物内の温度低下を防ぎます。 この働きを利用して、サーモバリアは「夏は涼しく、冬は暖かい」を確実に実現することができます。

サーモバリアの特徴や効果、活用方法については、こちらの記事も併せてお読みください。

遮熱と断熱ができるサーモバリア 工場・倉庫の快適環境をつくる方法

遮熱と断熱ができるサーモバリア 工場・倉庫の快適環境をつくる方法

サーモバリア施工の様子
まとめ

サーモバリアは既存の工場や倉庫にも施工可能です。 大規模な建て替えや操業停止を伴わずに対策できます。

築年数が経過した建物でも、屋根裏面にうってつけな遮熱が改善するケースがあります。

毎年の暑さで「仕方がない」とあきらめる必要はありません。 空調を強化する前に、まずは屋根からの熱を止める。 それが、効率的で持続可能な暑さ対策です。

工場・倉庫の環境改善をご検討の際は、ぜひ伸栄工業までご相談ください。