伸栄工業株式会社

Blog

ブログ

倉庫の業務用エアコンが効かない理由。遮熱対策とおすすめ機種の選び方

倉庫では、馬力の高い「業務用エアコン」を設置するケースが一般的です。 業務用エアコンとは、オフィスや店舗、工場など、面積の広い場所に設置する空調機器のこと。 業務用エアコンにはさまざまな種類があり、それぞれ設置方法や特徴が異なるため、適したものを選びましょう。

本記事では倉庫に業務用エアコンが必要である理由を紹介するとともに、 おすすめの種類・選び方や効果を高める方法について紹介します。

業務用エアコンのおすすめ種類と選び方

工場や倉庫、店舗の暑さ対策として欠かせないのが業務用エアコンです。

しかし、下記のような悩みを抱えている企業も少なくありません。

  • どの種類を選べばいいのか分からない
  • 設置したのに効きが悪い
  • 電気代が高すぎる
  • 広い工場で温度ムラがある

業務用エアコンは、正しく選び、正しく設置し、環境を整えることで初めて最大の効果を発揮します。

業務用エアコンの主な種類

① 天井カセット形(4方向タイプ)

最も一般的なタイプです。天井に埋め込み、4方向に風を送ります。

【特徴】

  • 店舗や事務所向き
  • 空間全体を均一に冷やしやすい
  • 見た目がすっきり

工場内の事務所や会議室などに適しています。

天井カセット形(4方向タイプ)

② 天井吊形(吊り下げタイプ)

天井から吊り下げるタイプで、広い空間にも対応可能です。

【特徴】

  • 天井裏スペースが不要
  • 倉庫や軽作業エリア向き
  • 設置が比較的容易

天井が高い工場や倉庫では有効な選択肢です。

天井吊形(吊り下げタイプ)

③ 床置形

床に設置するタイプで、足元から空気を循環させます。

【特徴】

  • 天井施工が難しい場所向き
  • メンテナンスがしやすい
  • スポット的な冷却が可能

局所的な冷却が必要な現場に適しています。

④ ダクト形

ダクトを通して空気を循環させるタイプです。

【特徴】

  • 大空間向き
  • 空調ムラが少ない
  • 設備投資はやや高め

大規模工場や広い倉庫におすすめです。

工場・倉庫での業務用エアコンの選び方

「業務用エアコンを設置したいが、どのように選べばよいのかわからない」

倉庫の管理担当者の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

業務用エアコンの選定で重要なのは、単純な「畳数」ではありません。

考慮すべきポイント

天井の高さ
屋根材の種類
断熱・遮熱の有無
機械からの
発熱量
作業人数
稼働時間

特に折板屋根の工場では、屋根からの輻射熱が大きな影響を与えます。

遮熱対策をしていない場合、エアコン能力を過剰に見積もる必要があり、 電気代が大幅に増加する可能性があります。

業務用エアコンの効果を高める方法

① スポットクーラーを設置する

エアコンの吹き出し口付近に物が置かれている場合、風の流れが遮られてしまい、 十分に空気が循環しないというケースも……。 風の通りにくい箇所には、冷風を局所的に送付できる「スポットクーラー」の活用がおすすめです。

スポットクーラーとは、持ち運びができる小型クーラーのこと。 エアコンの風が届きにくい箇所に設置することで、効率的に冷風を送ることができます。

スポットクーラーには、室内の熱を屋外へ逃がす排気口が設置されており、熱を排出する働きも。 室内に設置することで、エアコンの効きもよくなるので、間接的に省エネ効果も期待できます。

② シーリングファンの設置・導入

食品用の倉庫は、商品を腐らせないように「窓が少ない構造」になっているケースが多いです。 窓の少ない倉庫の場合、天井に熱がこもりやすいため、空気の循環を促す「シーリングファンの設置」がおすすめです。

シーリングファンとは、天井に設置する大きな扇風機のこと。 シーリングファンの設置によって、業務用エアコンから発生する冷気・暖気が隅々まで届くようになり、 空調効率がアップします。

③ 遮熱シートを屋根・壁に施工する

遮熱シートとは、輻射熱を反射する作用を持つ金属製のアルミシートのことです。 輻射熱とは電磁波によって伝わる熱であり、人体の深部まで届く性質を持っています。 輻射熱には体感温度を上げる作用があるため、夏の暑さ対策を行う際には「輻射熱対策」が欠かせないと言えるでしょう。

屋根・壁に遮熱シートを施工することで、夏は日射による輻射熱を反射し、室温の上昇を防ぎます。 遮熱シートには、物体から放出される熱を抑える(=閉じ込める)特性もあるため、 冬は室内の熱が外に放出されるのを防ぎ、寒い時期も快適に過ごせます。

屋根裏施工の様子

伸栄工業では、遮熱シート「サーモバリア」による屋根裏施工を行っています。
輻射熱を約97%反射するため、

室温上昇を抑制
室温上昇を抑制
電気代削減

につながります。

エアコンの効きが悪い原因の多くは、屋根からの輻射熱です。

遮熱シートの施工なら、アルミ純度の高い「サーモバリア」
施工前後の温度比較

遮熱シートは、アルミの純度が高いものほど、遮熱性能がアップします。 弊社の「サーモバリア」は、純度99%以上のアルミ箔を使用しているため、 優れた遮熱効果を発揮します。

遮熱シートの効果を最大限に引き出すには、正しい理論と知識に基づいた施工を行う必要があります。 弊社はサーモバリア専門の会社として「遮熱工事」に特化しており、 豊富な知識と高い技術力を活かした施工が可能です。

遮熱シートには豊富な種類があり、それぞれ厚み・性能が異なるため、 遮熱効果を高めるには使用目的や施工箇所に応じて適切なものを選ぶことも重要なポイントのひとつ。

サーモバリアの特徴や効果、活用方法については、こちらの記事も併せてお読みください。

遮熱と断熱ができるサーモバリア 工場・倉庫の快適環境をつくる方法

業務用エアコンと遮熱の組み合わせが最強

エアコンだけでは、工場の暑さは完全に解決できません。

屋根からの
熱を抑える
室温上昇を
防ぐ
エアコン
効率が
向上する
電気代が
削減される

この流れをつくることが重要です。

遮熱と空調を組み合わせることで、最大限の効果が発揮されます。

まとめ

伸栄工業では、工場・倉庫の暑さを「エアコンを増やす」だけで解決しようとせず、 暑さ診断や屋根構造の確認を踏まえて、遮熱施工と空調効率の改善を組み合わせた提案を行っています。 業務用エアコンの選定も、機種だけでなく建物構造、屋根の遮熱、空気循環、メンテナンスまで含めて 総合的に考えることが大切です。 暑さ対策でお悩みの方は、遮熱と空調の両面から最適な改善策をご提案できる伸栄工業へご相談ください。